FAQ


Q1 JIMAの活動目的は何ですか?

A インターネット上における医療や健康関連の情報やサービスの提供・利用に際して、情報やサービスの受け手である患者・家族・市民が、情報やサービスを安全、有効に利用できる環境づくりを行っていくことを活動目的としています。


Q2 具体的にどういう活動を行っているのですか?

A JIMAでは、医療分野でのIT利用の健全な発展をめざし、NPOの立場から様々な活動に取り組んでいます。医療機関等がインターネットで情報やサービスを提供する際の自主的基準である「eヘルス倫理コード」を策定、本基準による医療系サイトの審査、認定マークの付与から、苦情・意見の受付にいたる一連のトラストプログラムの運用を行ったり、プライバシー保護推進活動、医療分野でのIT利用に関する調査研究、一般利用者に向けた啓発活動などを行っています。
 前身の任意団体を1998年に発足、上記のような事業を確実に推進していくため、2003年6月に東京都より特定非営利活動法人の認証を取得しました。


Q3 JIMAはどういう組織構成になっていますか?

A 正会員、賛助会員とで構成される会員組織を主体として、円滑な会務の運営をはかるため理事会、運営委員会、事務局を設置しています。詳細は定款、会員規約をごらんください。


Q4 運営活動の資源(資金)は何ですか?

A 主たる活動資金は会費のほか、特定業務の受託に伴う事業収入、あるいは寄付金も想定しています。事業報告及び事業計画、並びに運営収支については、毎年の定時総会で詳細が報告され、一部はウェブサイトでも公開されています。


Q5 会則や会費、申込み方法は?

A 会則や会費の説明は会員規約をごらんください。申込みは、オンラインによる方法、FAXまたは郵便よる方法があります。こちらのページで案内しています。


Q6 トラストプログラムとは何ですか?

A インターネット上で医療や健康に関する情報やサービスを提供するウェブサイトが、利用者の利益と安全の確保のために、自主的に質の向上をめざすプログラムです。このプログラムの趣旨に賛同するものは、ウェブサイトの自主的運用基準である「eヘルス倫理コード」に基づき、セルフ・アセスメント(自己評価)を行い、本会審査委員会による審査を受け適格と認められると、ウェブサイトに、本会指定のトラストマークを掲示し、利用者に判断の目安にしてもらうことができます。
 このプログラムにおいては、万一、当該ウェブサイトにおいて提供される情報、サービスの内容において利用者の信頼を損ねている可能性があり、第3者から直接、間接的に意見や苦情を受けた場合には、当該サイトの運営者は、遅滞なく適切な対処を行い、利用者の信頼の維持・回復に努めていくことが求められます。こうした仕組みにより、「信頼(トラスト)」獲得をめざすプログラム、すなわちトラストプログラムと呼ばれます。

Q7 トラストマークとは何ですか?

A トラストプログラムの趣旨に賛同し、医療・保健分野におけるインターネット利用者の信頼性を確保することを目的に、ウェブサイトの質の向上をめざすプログラムの実行に参加していることを示すマークです。このトラストマークは、2001年6月1日から同年12月末までの会員対象の運用試験を経て、2002年1月から本格運用に入りました。 (それ以前のマークは、次に述べる認証機能を有さず、2001年12月末をもって使用中止となりました。)


Q8 トラストマークの認証機能とは何ですか?

A マークを表示しているウェブサイトが、マークをクリックした時にあらわれる認証画面の主体者情報に記載されたものによって運営管理されていることを、第三者機関である日本インターネット医療協議会が認証するものです。


Q9 なぜ、認証機能が必要なのですか?

A インターネット上では、時間や空間の制約を超えて、見えない相手と接することができる便利さがありますが、相手が本当に誰であるか確かめる手段はあまりありません。仮に、あるウェブサイトが医療機関や患者団体を名乗っていても、それが本当に実在し、実体のあるものなのかどうかを確認する手段がない時があります。私たちは普通、知らない相手と大事な交渉や取引を行うことはないはずです。健康にかかわる情報やサービスを提供するウェブサイトの実在性・真正性を、利用者に代わって第3者の立場で証明するのが、ウェブサイトの認証機能です。


Q10 トラストマークには、認証以外にどのような機能があるのですか?

A 当該ウェブサイトが医療や健康に関する情報やサービスを提供するにあたり、自主的に守るべき倫理規範としてJIMAが定めた「eヘルス倫理コード」に従っていることを示しています。また、当該ウェブサイトがマーク使用時に公開したセルフ・アセスメント情報に基づき、サイトを運用していることを示しています。そして、万一、提供される情報やサービスに問題があった時、マークを通じたフィードバック機能により、できる限り遅滞なく適切な対処がとれる仕組みになっています。


Q11 「eヘルス倫理コード」とは何ですか?

A 「eヘルス倫理コード」は、医療・保健分野において、インターネットのような新しい情報通信技術を活用していく際に、利用者からの信頼性を最大限に確保していくため、eヘルスの5つの領域(コンテンツ、コミュニケーション、ケア、コマース、プライバシー)において、サイトの運営主体者が配慮すべき注意点をまとめたものです。海外の同様の取り組みを研究調査、日本国内のインターネットや医療法制度の環境にあわせ、医療・健康関連のサイト運用の自主的基準の集成としてまとめたものです。2003年4月1日よりVer1.0を運用開始、2004年9月1日にVer1.1に、2007年7月1日にVer2.0に改訂されました。


Q12 「医療情報発信者ガイドライン」とは?

A 「eヘルス倫理コード」ができる前、JIMAでは、当初、インターネット上で医療情報の提供者が公正で責任ある情報発信に努めるよう、情報提供者の行動の目安となる「医療情報発信者ガイドライン」を提案させていただきました。その第一弾として、まずは以下のような3項目からなる「医療情報発信時の利用者告知基準」を作成しました。

1 情報発信者の氏名、住所の明示
3 問い合わせ窓口の設置
2 情報の非完全性、利用者の自己責任原則の明示。

1は、ウェブサイトを公開するにあたって、「どこの」「誰が」情報発信の主体であるかをはっきりさせるということです。
2は、提供された情報に対して利用者が、電話、FAX、E-mail等で問い合わせできる窓口が設置されているということです。
3は、医療や健康に関する情報はすべての人にとって等しくあてはまるものではないということから、情報利用の自己責任の原則に基づき、医療・健康情報の慎重な利用をよびかけるものです。

いずれも、情報発信者が基本的に留意すべき事項であり、優先して自主的ガイドラインのかたちにまとめたものですが、これらはより吟味されたかたちで、現在の「eヘルス倫理コード」の中に反映されています。


Q13 「医療情報発信者ガイドライン」と「eヘルス倫理コード」の関係は?

A 情報発信のみならず、インターネットを利用して行われる多様な活動領域において、プライバシー保護や利用者の安全性の問題等、利用者の利益と安全性の確保の観点から検討すべき多様な課題があるとの認識にたち、「医療情報発信者ガイドライン」をさらに発展させた包括的なガイドラインとして、「eヘルス倫理コード」が策定されました。この「eヘルス倫理コード」への移行期限である2003年12月末をもって、「医療情報発信者ガイドライン」は「eヘルス倫理コード」へ発展的に解消されました。


Q14 マークのフィードバック機能とは何ですか?

A ウェブサイトの運営者が上記のような「自律の原則」をもって、医療や健康に関する情報やサービスを提供していく中で、万一、当該ウェブサイトにおいて提供される情報、サービスが、利用者の信頼を損ねている可能性がある場合は、投書箱(JIMA POST)を通じて意見やクレームがフィードバックされてきます。こうした場合には、ただちに当該サイトの運営者に伝えられ、問題がある時は、すみやかに適切な対処を行い、利用者の信頼の維持に努めていきます。


Q15 トラストマークがついているということは、優良サイトであるということですか?

A マークがついているということは、サイトの優良性や内容の質を保証するものではありません。トラストプログラムの趣旨を理解し、同プログラムの実行に努めていることの表現であって、提供される情報やサービスの価値をあらわすものではありません。マークをつけることにより、第3者の注意、関心をきちんと受けとめ、より質の高いサイトを目ざしていることを示すものです。マークを掲示していなくても、質の高いサイトもあります。もちろん、マークを掲示していないことが、そのサイトが優良でないことを示唆するものではありません。

Q16 トラストマークは誰が使用できるのですか?

A トラストプログラムの趣旨に賛同し、同プログラムの実行に努めていく意志のある方なら、個人・団体、営利・非営利を問わずトラストマークの使用申請ができます。なお当初、トラストマークの付与サービスはJIMAの会員だけに限定されていました。より多くの方に参加していただくことで、トラストプログラムの普及を促進したいとの観点から、2002年1月より会員でなくてもマークの使用ができるようにさせていただきました。


Q17 セルフ・アセスメントとは?

A トラストマークの申請者は、マークの表示を希望するウェブサイトについて、コンテンツの制作方法、個人情報の扱い方、営利サービスの有無など所定の項目に関するセルフ・アセスメント(自己評価)を行い、審査資料として提出いただきます。
 本申請を受け、JIMAの審査委員会は、当該ウェブサイトについて、このセルフ・アセスメントにもとづき、所定の審査を行います。その結果、当該ウェブサイトにおいて提供される情報やサービスが、セルフ・アセスメントに相違せず、利用者の信頼を確保するに充分な要件を満たし、またその内容が日本国の関連法規並びに一般良識、また内外に通用している医療・健康分野での倫理規範等に照らしても問題がないと判断されれば、当該サイトへのマークの付与が認定されます。
 また、サイトの運営主体者は、当該サイトに関し利用者等から継続的な評価を受けるため、セルフ・アセスメントの一部を、セルフ・アセスメントセンターに公開し、更新することができます。


Q18 セルフ・アセスメントの中にあるプライバシーポリシーとは?

A プライバシーポリシーとは、個人情報(個人を特定できる情報)の取り扱い方針のことです。個人情報が不用意に漏洩したり、第三者に利用されたりすると、個人のプライバシー権が侵されるのみならず、ケースによっては大きな不利益を当事者に与えてしまうこともあります。情報やデータが簡単に送受信できるインターネット上では、こうしたリスクはちょっとした不注意で起こりえます。
 そこで、利用者の注意を促すためにも、ウェブサイトの運営者側が、あらかじめ個人情報の取り扱い方針を定め、利用者に告知しておこうというのが、プライバシーポリシーの目的です。このプライバシーポリシーは、利用者にわかりやすい表現で書かれる必要があります。


Q19 プライバシーポリシーは必ず必要なものなのですか?

A ほとんどのサイトでは、問合せ・意見受付時のメール受信などで何らかの個人情報を扱われていると思います。個人情報を扱っている場合、個人情報の取り扱い方針であるプライバシーポリシーの策定とサイトでの掲示が求められます。日本インターネット医療協議会では、このプライバシーポリシーの作成支援を目的として、プライバシーポリシー作成支援ツールをマーク申請者に無料で提供させていただいています。


Q20 トラストマークはなぜ一部有料なのですか?

A まずは、トラストマークの付与にあたって行う評価・審査にかかるコストがあります。また、トラストマークをクリックすると、オンラインでサイトの運営主体者を認証するページが現れますが、この認証システムの運用にかかるコストがあります。さらには、マークが付与されたサイトが当初のセルフアセスメントどおり自主的基準を守っているか、問題を起こしていないかを継続的にモニターしていく必要があります。こうした全体的なシステムの運用は一定のコストを必要としますので、サービスの利用者負担の考えにたって、有償とさせていただきました。
なお、2010年から、最低限の基準(ミニマムスタンダード)準拠で費用無料で使用が可能なマーク(レギュラー)を用意させていただきました。
詳しくはトラストマーク申請手続き案内をごらんください。


■その他、ご不明の点がありましたら、info@jima.or.jpまでご連絡ください。