トラストプログラムについて

JIMAトラストプログラム


日本インターネット医療協議会(JIMA)では、インターネットで医療・健康に関連する情報やサービスを提供していく際、サイトの運営者が、利用者の立場にたって、自主的に質と信頼性の確保に努めていくプログラム=トラストプログラムの運用を行っています。

 この取り組みの一環として、2003年4月、わが国で初めて、インターネットで情報やサービスを提供していく際の自主的基準であるeヘルス倫理コードを策定発表しました。さらに、進化するインターネット技術や新たな利用法に対応して、2007年7月にVer2.0へと改訂をはかりました。コンテンツ、コミュニケーション、ケア、サービス、コマース、プライバシー各領域の客観的基準にもとづき、セルフアセスメント(自己評価)をおこない、JIMAの審査委員会による審査認定を受けると、当該サイトにJIMAトラストマークが付与されます。

 セルフアセスメントやトラストプログラムは、あくまでも自主的活動であるため、実際に提供される情報やサービスそのものの質や内容を保証するものではありません。そこで、JIMAでは、このトラストプログラムをより確実なものにするために、利用者からの意見や苦情をきちんと受けとめていくフィードバックシステムを設けています。

 JIMAトラストマークを掲示し、トラストプログラムに参加するサイトにおいて、万一、提供する情報、サービスの内容が、利用者又は第三者から見て、利用者の信頼を損ねていると思われる場合、当該サイトの受付窓口において直接、あるいはJIMAへの投書箱 JIMA POSTを通じて意見や苦情を受けていきます。

 この場合、意見・苦情を受けたサイト運営者はすみやかに適切な対応をとるように努めますが、それでも問題の解決がはかれない場合は、JIMAは必要に応じて調査・指導・勧告を行っていきます。それでも、サイトの運営者側の対応が不十分で事態が改善されない場合は、トラストマークの使用を停止する措置をとることもあります。

JIMAトラストマーク


JIMAトラストプログラムの趣旨に賛同し、サイトの運用基準であるeヘルス倫理コードに基づいたセルフアセスメント(自己評価)を行い、JIMAによる審査・認定を受けると、下にあるようなJIMA指定のトラストマークを掲示することができます。

⇒トラストマークについて (詳細説明)

 マークの使用対象、取得・利用に係る費用等

マークの種類(図柄は共通)タイプ(A)タイプ(B)
使用対象①医療機関(保険診療中心)、NPO等で非営利活動を主とするサイト②企業、組織等で営利活動を主とするサイト(自由診療中心の医療機関も含む)
申請料(初回のみ)10,000円20,000円
審査料60,000円(更新時30,000円)200,000円(更新時100,000円)
マーク使用料36,000円/年120,000円/年
有効期間1年間1年間

※表示の金額は税別です。※審査料は、ページの内容や量に応じて変わる場合があります。
⇒JIMAトラストマーク料金表(PDF)です。

※2018年4月1日、ウェブサイト評価の基準となるeヘルス倫理コードがVer3.0に改定されました。これに伴い、マークの有効期間が1年(毎年の更新制)となりました。また、タイプ(A)にかかる審査費用とマーク使用料については、2020年6月1日より上記のとおり改定させていただきます。
※eヘルス倫理コード2.0基準によるマークの運用は、eヘルス倫理コード3.0への移行期間として2年以上が経過した2020年5月末日をもって終了させていただきます。
※公的機関等非営利性が高く、サイトの運用ポリシーが高い水準にあると見られるサイトについては、各種費用を減額または免除する制度を運用しています。詳しくは、JIMA事務局までお問合せください。
※上記の分類は、運営主体の形態だけでなく、サイトで提供されるコンテンツやサービスの内容によって、 判断させていただく場合もあります。また、HP制作会社等で多数のマークの申請を代行する場合は、ご相談ください。

■審査評価業務(認証業務)の外部委託制度により、日本インターネット医療協議会(JIMA)以外にも外部委託機関に対して申請が可能となりました。 現在、下記の機関が、JIMAより審査評価業務(認証業務)委託機関として認定されています。委託内容や申請手続き方法等については、各々にお問い合わせください。

   1.一般社団法人eヘルス協議会

■HP制作会社等で多数のマークの申請代行を希望される場合は、JIMA事務局にご相談ください。

■eヘルス倫理コードを習得し、トラストプログラムの導入・運用を管理・サポートいただくeヘルス倫理コードマネージャー、同アドバイザーの資格制度を用意しています。資格の取得には、医療広告ガイドイン等の関連規程等の講習を主とした研修プログラム(有料)への参加が必要です。詳細はJIMA事務局にお問い合わせください。

■ご希望に応じ、医療系サイトへのトラストプログラムの導入をサポートいただくeヘルス倫理コードアドバイザーの紹介を行っています。医療広告ガイドラインに準拠したサイトの再構築、改修のご相談にも応じています。JIMA事務局にお問い合わせください。

eヘルス倫理コード

⇒eヘルス倫理コード3.0全文(日本語版)です。(PDFファイル/829KB)

PDFファイルを表示したり印刷したりするには、Adobe Readerが必要です。まだ、お持ちでない場合は、下記のサイトから無料でダウンロードできます。

Adobe Reader


eヘルス倫理コード3.0(案)について、皆様からの意見を募集させていただきました。(意見募集は終了しました。ありがとうございました。)
意見募集期間:2018年2月25日~3月15日
⇒eヘルス倫理コード3.0(案)です。

JIMAトラストプログラムサイト

JIMAトラストプログラムサイトにJIMAトラストマークを掲示し、トラストプログラムに参加するサイトの一覧です。準拠するeヘルス倫理コードのバージョン、審査項目の範囲により、下記の3種に分かれます。

1.eヘルス倫理コード3.0による審査・認定を受けたサイト

2. eヘルス倫理コード2.0(フルスタンダード基準)による審査・認定を受けたサイト ⇒一覧ページへの案内は終了させていただきました。

3. eヘルス倫理コード2.0(ミニマムスタンダード=最少限基準)による審査・認定を受けたサイト ⇒一覧ページへの案内は終了させていただきました。

ネットの意見投書箱(JIMA POST)


JIMAトラストマークを掲示し、トラストプログラムに参加するサイトで提供される情報やサービスについて、ご意見や苦情を受ける投書箱です。一般のサイトについても、ご意見や情報提供をお受けします。

投書箱


■ご不明の点がありましたら、info@jima.or.jpまでご連絡ください。

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