以下に、令和4年11月26日14:00~にZoomミーティング形式で開催された「JIMAフォーラム2022」の演者発表要旨を掲出させていただきます。
1) 「JSTプログラムで目指す、患者会の未来とは」
末松 佐知子 (国立研究開発法人医薬基盤・健康・栄養研究所 プログラムオフィサー)
要旨: 希少疾患の患者会は、その運営において大小、様々な課題を抱えている。中でも会員の高齢化と会員数の減少は、患者会共通の悩みであり、インターネットが普及した昨今では、患者会の存在意義が問われているともいえる。
インターネットを利用することで、希少疾患を取り巻く課題をどのように解決できるのか、JST研究費による2年間の調査研究の状況を紹介し、考察したい。
2) 「世界におけるCOVID-19接触確認アプリの特徴と課題」
劉 明鑫 (早稲田大学大学院人間科学研究科)、扇原 淳(早稲田大学人間科学学術院)
要旨:
3) 「コロナ騒動、ウクライナ侵攻、医療における情報混乱」
東丸 貴信 (JIMA理事、東邦大学名誉教授)
要旨:
4) 「大手美容クリニックWEBサイトの現状」
矢萩 卓也(JIMA事務局)
要旨: 医療広告ガイドラインが発行されてから4年が経過しました。 この度、大手美容クリニックWEBサイトを対象に、どれだけガイドラインに 準拠したサイト制作・修正を行っているかの現状調査を行いました。 はたして、大手美容クリニックWEBサイトの現状はいかなるものだろうか・・・
5) 「医療機関のセキュリティ•ランサムウェア対策について」
森田 巧 (JIMA理事)
要旨: 昨今、病院を狙ったと思われるサイバー攻撃「ランサムウェア」による診療業務の停止を知らせる報道が複数あった。破壊された院内システムの復旧には2か月を要するとのこと。目的は暗号化したデータの復旧と引き換えに要求する巨額の身代金である。世界全体の被害額は年間2.9兆円とフランスのGDPに匹敵する。組織的に仕掛けられている「ランサムウェア」の犯行の手口と対応を考察する。
6) 「情報薬」とJIMA : 情報薬による未来医療を目指して
辰巳 治之 (JIMA理事長、札幌医科大学名誉教授)
要旨: