(第15回定時総会より)
ご 挨 拶
特定非営利活動法人日本インターネット医療協議会
理事長 辰巳治之
平素は、日本インターネット医療協議会(JIMA)に格別のご高配を賜り、誠に厚く御礼申し上げます。
JIMAでは、昨年度は29年度事業計画に沿って、特定非営利活動に係る三つの事業を中心に活動を行って参りました。 まず、サイトの審査認定事業では、eヘルス倫理コードに基づく医療・健康サイトの評価審査を行い、基準への準拠が認められたサイトにトラストマークを付与する審査認定事業を行いました。新規マーク付与件数はゴールドタイプが6件、レギュラータイプが1件でした。なお、本事業に関連し、主に医療機関関係者向けに改正医療法への対応をサポートするための医療広告ガイドライン講習会を数多く開催しました。
研究会事業では、会員を主な対象とした会員フォーラムを総会開催日に、会員外の一般も対象とした“インターネット医療フォーラム2018”を3月14日に開催しました。
調査研究事業では、2018年6月からの改正医療法の施行に向けて、医療系ウェブサイトの実態状況を把握するため、実際の医療機関のウェブサイトの評価チェックを行いました。
なお、本年度は厚生労働省が2017年8月から開始した「医業等に係るウェブサイトの監視体制強化事業」に関連し、受託事業者からの依頼を受け当該事業者スタッフを対象とした研修業務を請け負うなど幅広い活動を行うことができました。
新年度は、これらの活動を生かし、eヘルス倫理コード3.0に基づくサイトの審査認定事業の展開に本格的に取り組んで参りたいと思います。
会員並びに関係者の皆様におかれましては、引き続きご支援、ご指導を賜りますようよろしくお願い申し上げます。
平成30年6月20日
平成29度事業報告
(自平成29年4月1日 至平成30年3月31日)
1. 事業成果
平成29年度は、eヘルス倫理コードに基づく医療・健康サイトへのトラストマーク付与の審査認定事業を実施するとともに、JIMAトラストプログラムの普及促進活動を行った。eヘルス倫理コードについては、改正医療法や新医療広告ガイドライン等を反映したVer3.0版への改訂に向けた最終作業を行なった。また、JIMA会員及び一般参加者を集めて、医療分野でのIT利用に関する研究会(フォーラム)を開催した。
2. 主な事業の詳細
1) サイトの審査認定事業
eヘルス倫理コードに基づく医療・健康サイトの評価審査を行い、基準への準拠が認められたサイトにトラストマークを付与する審査認定事業を行った。新規マーク付与件数はゴールドタイプが6件、レギュラータイプが1件あった。なお、本事業に関連し、主に医療機関関係者向けに改正医療法への対応をサポートするための医療広告ガイドライン講習会を数多く開催した。
2) 研究会事業
会員を主な対象とした会員フォーラムを 6月14日(総会開催日)に、会員外の一般も対象とした“インターネット医療フォーラム2018”を3月14日に開催した。
3) 調査研究事業
2018年6月からの改正医療法と新医療広告ガイドラインの施行に向けて、医療系ウェブサイトの実態状況を把握するため、実際の医療機関のウェブサイトの評価チェックを行った。
4) その他、本協議会の事業目的に定める事項の推進実行
本法人の趣旨・活動状況に関し、関係各方面への広報に努めるとともに、他の関連団体や組織との交流、情報交換を積極的に行った。
[資料]
※第15回定時総会報告書(PDFファイル)
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